院長ブログ / 休日のひとコマ 娘とのカエル勝負、 父、ひそかに本気を出す。
院長ブログ / 休日のひとコマ
娘とのカエル勝負、
父、ひそかに本気を出す。
2026.06
休日、娘と二人でぶらぶら歩いていた時のこと。とくに何かを探していたわけでもないのに、ふと――二人の目が、同じ場所で止まりました。
1ふと、目に入った
ゲームセンターの片隅。ぎっしりと積み上げられた、まんまるなカエルのぬいぐるみたち。娘が「ほしい」とねだったわけではありません。ただ、二人ともなぜか吸い寄せられるように足を止め、顔を見合わせて笑ってしまいました。「ちょっとだけ、やってみる?」――そんな軽い気持ちのはずでした。
2いつのまにか、勝負に
最初は順番に1回ずつ。ところが何度やってもカエルはびくともしません。「お父さん、わたしがとる!」と娘。その一言で、火がつきました。気づけば私と娘の、れっきとした“勝負”に。アームの軌道を読み、力の入れどころを変え、いつしか私は本気の大人げない表情に。財布の小銭は、どんどん軽くなっていきます。
3そして、父の勝ち
何度目だったでしょうか。アームがカエルの腕にしっかり食い込み、ゆっくりと取り出し口へ――。「取れたーー!」。娘の歓声と、思わず出たガッツポーズ。結果は、お父さんの勝ち。大人げないのは重々承知ですが、この一勝だけは、どうしても譲れませんでした。
4本気って、楽しい
大人になると、つい「いい大人が」と本気を出すのをためらってしまいます。でも、娘と肩を並べて夢中になったあの数十分は、何ものにも代えがたい時間でした。勝ったのは私でしたが、隣で一緒に大喜びしてくれた娘の笑顔が、何よりのごほうびでした。
治療や体づくりも、どこか似ているのかもしれません。一度では変わらなくても、あきらめずに続ければ、体はちゃんと応えてくれる。私たちも、患者さんお一人おひとりに根気よく寄り添ってまいります。
院長
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